この彫刻機で最初に製作したのが昨年11月27日、同市長田にオープンした福知山温泉の入り口に設置されている屋外看板。大きさは縦2.0m、横2.5mあり、7枚の板を組み合わせて作り、表面はバーナーで焼いたあと防腐剤を塗って木目を出した。同社からは「裏山の木を有効に活用していいものができた」と喜ばれているという。現在も新たな受注先の看板を製作している。
七彩プラスチック工芸は、1970年に創業、87年に法人化。現在では住友スリーエム(株)が国内で展開する「スコッチプリント」も手掛けている。
篠田社長は「都会でも木の看板が見直されてきています。木で作った温もりのある看板をぜひ使って頂ければ」と話す。
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