RSのフロントカバー分解までのコーナーです

ヨイヤサ〜!で前だけあげて(車体は下り坂で前上げ水平な状態)

エイ!ャ〜で補機類を外して

パコパコッとオイルパンを下にずらしてフロントカバーを取りました。

箱で無理な作業をしていたおかげで広い空間での作業は気楽です。

軽く洗ってみました。前期58年のエンジンですが、マニアブロックらしいです。

オイルのプラグが・・・始動前にオイル入れたら良いのかな?

上側のテンショナーです。意外とテンションが弱いです。

そして問題のチェーンガイド、スラックサイドというか押さえです。

上一箇所を残して二箇所が割れて全体が下に下がってました。

車載で外すのにネックなのはスタッドボルトです。長スタッドは外しました。

テンショナーのストロークを少し殺して組み付けるのですが、なかなか難しいです。

そしてついにガラガラ音の音源に到達?

暗くなって片づけをしていて光の反射が違うことに気づき、発見しました。

 いやぁ〜それにしても観察力無いです(爆)暗くなって明日の組みつけに備えて片づけをしていてようやく気づきました。音源の接触部位周辺は削ってやりました。あとはチェーンテンショナーのストロークが大きすぎなのでカラーを入れてストロークを殺して様子を見ます。ガラガラヘビもこれで退散してくれる予定です。

 症状は、アイドリング〜3000回転ぐらいまでかなり大きいガラガラ音、それも乾いた音。腰下のメタルか逝った様なコンコン音ではなく、カンカン、ガラガラと言った感じ。回転をあげると幾分静かになります。

 原因は複数の要因が重なっていた模様です。

・まず、DOHC、しかも4祈祷なのでカムがバルブスプリングに押されてカムチェーンよりも早く動く(当然テンショナーよりもバルブスプリングの押しが勝つので)チェーンがIN〜EXスプロケ間で弛む。

 ・今度はINカムが刹那の動作停止、EXのカムが駆動されてIN〜EX間の弛みが無くなり>EXスプロケがバルブスプリングに押されてチェーンを先送り。

・ガイド付近に弛み発生>そのたるみが駆動ギアで引っ張られてたるみが無くなりガイドを叩く>ガイドに周期的な振動発生>金属疲労で割れる>ガイド下がる>チェーン脱落防止用受け皿にチェーンが近づく。

・上記のチェーン進行方向の振動がチェーンの伸びを促進>さらにチェーン暴れる>エンジンの加減速でよりいっそうチェーン暴れる>ついに脱落防止受け皿に接触>ガラガラ蛇光臨!

 という感じだと思います。特にクランクを手でゆっくり回していると明らかにチェーン駆動スプロケが一定速度で回転しているのにカムスプロケは周期的な回転ムラが発生してました。この回転ムラはテンショナーやガイドを攻撃するので困り者です。ある程度回転が上がればムラの周期が短くなるのでガイド等を叩く度合いも減る(叩く力が増える前に引っ張られて戻る力が生まれるので)音も小さくなる、といった印象を受けました。SOHCならIN、EX共に同じシャフトにカムロ〜ブが有るのである程度バルブスプリングの反力も相殺されますがDOHCだと各スプロケ間に弛みが発生しやすくなるのでチェーンが暴れやすくなるみたいです。

 恐らく初期症状はアイドリングでたまにカラッカコッ!から始まってカンカンに変りガラガラに成長しているはずです。

 まぁ、当HPをFJオーナーが御覧になる機会は少ないでしょうが、もしOHする機会が有ればフロントカバーを外した状態でクランクをまわすと弛みが移動する様を観察できると思います。

 S20ならテンショナーを締め上げる等の対策&6祈祷なのでムラは少ないのではないかと思いました。

 今日は最後にフロントカバーの逃げ加工をして作業終了となりました。