’02年 10/10〜14 サイパン〜上海の旅 

《 朱 家 角 観 光  》

上海二日目は、ゴルフ組、一人で散策組、半日観光組に分かれて行動した。私は今回この旅行をお世話してもらった某J○○の添乗員も一緒に行くことになったこの朱家角に行った。上海近郊には蘇州、抗州、無錫など見所は多いが、いかんせん往復の所要時間がかかる。この夜は上海雑伎団を見に行くために、夕食の時間設定を早くしているので、これでは疲れに行くようなものだ。そこで片道バスで1時間弱で行け、半日で帰れるこのツアーに大半が参加した。しかし、ここにも上海の罠がひそんでいた。そう、あの無理矢理買わされる「まとわりつき地獄」の恐怖であーる。

ホテルをバスで出てしばらく高速道路を走ると郊外の住宅地に出る。地平線の見渡す限りに家が建ち並ぶ光景は壮観だが、なんかうすら寒いものも感じる。それだけの人が住んでいるって凄いことなんだよねー。

上海って交差点ごとにおまわりさんがいるのかなー。やけに多いなー。でもこんな仕事もする人いないと仕事ないのかなー。とか思いながらも、順調に走っていた。と、突然、ここからは直進できないと言われてみな右折させられる。

運転手も訳がわからず、前後のバスもトラックも訳がわからず、とりあえず左折して、もとの方向に行くルートを求めて走る。と、途中で道が建設中のためなくなっているではないか。おーい勘弁してくれー。また左折して、なんとか元の道に戻れたが、本道は通行禁止となっており、出られないのでだんだん数珠繋ぎになっていく。パトカー先導で数台が走り去ったあと、ようやく正常に戻れた。なんか大事なお客さんが乗った車が走りたかったのだ。なんだそれだけのことかよー。説明しろよ説明!!

約1時間で到着。入場券を買って水郷の古鎮に入る。放生橋のたもとには、ちまきや上海蟹など色んな食材の屋台が建ち並ぶ。

1571年建造の放生橋は5つのアーチを描く美しい橋だ。記念写真を撮る人も多く、それを目当てに金魚を売り歩くおばちゃんが多い。

「おれはいらねぇーよ」と言う顔をしていてもダメだ。向こうは百戦錬磨のおばちゃんだもの。言葉が通じない事など、ものともせずどこまでもまとわりついてくる。どうやらこの金魚を川に逃がしてやると寿命が延びるなどの御利益があるらしい。そう言う事を聞くと、何名かはついつい買ってしまうのであーる。そんな事で寿命が延びたら、医者はいらねぇー。でも、それで助かった。まとわりつき終了だー!!

橋のたもとから細い路地をくねくねと進むと、色んなお店があり食べ物も売っている。旅での食あたりは辛いので、私はこの手の屋台ものは遠慮する。

さらに進むと船乗り場があったので、二組に分かれて乗ることにする。

船の出方も大胆である。順番に出るとか、なんか秩序みたいなもんはないんかよー。こんなとこでタイタニックしたくないよ、と思いながら、ぼこぼこぶつかり出港していった。

先ほどの放生橋の下をくぐるとUターンして、またぼこぼこぶつかりながらも細い運河に入っていった。

おー、ここはなかなかいいぞー。「来て良かった」とやっと思える瞬間だ。ゆったりとした速度で、低い視線から古い街並みを眺め、生活を感じながら進んでいくのも悪くない。

ある程度行った所で下船。あとは途中の屋敷の民俗館などを見学しながら歩いて戻る。「入場券にスタンプをおしてやる」「そんなもんいらん」と言った言い合いが入口で始まると。うるさいのだ。中国語で言い合っていると、喧嘩しているように聞こえる。最後はチケットたたき返すおじさんまでいる。そこまでせんでも、どーでもええやん。と言う感じだが・・・。中国人恐るべし!!

最初の入口で料金を払って入った所に、普通に生活している人達がいると言うのも、なんだか不思議な感じだった。

バスに戻り、あとはホテルに戻ってどこかで昼食だと思っていたら、「途中に昼食にいい所があるので寄っていく」と現地ガイドの女の子が言う。なんだか、いやーな予感だぜ。

そこはシルク製品の工場だった。たしかに二階はレストランで、ここで食べた物は結構美味しかった。そして、好きなだけビールでも紹興酒でも飲んでいいときたもんだー。まー昼間っから、そんなに飲める訳もない。冷たいビールは美味かったけど。

が、その後一階に下りると、懐かしいまゆの臭いのする工場を見て、さらに中に入るとシルク製品のお店と言う訳だ。

やっぱりなー。中国人恐るべし!!

さらに、お店の中の一室では、綺麗なおねーさん達がシルク製品を身につけたファッションショーまである。(ぼかし入れてる訳ではありません。デジカメの望遠でぼけたんです。)踊り子さんには手を触れないようにしながら、ショーを楽しませてもらった。

で、夏用の薄いふとんがほしかったので、一番薄手のシルクのかけ布団と、それ用のシルクのカバーを買ってしまった。たしかに非常に安い。

かさばるなー、と思っていたら圧縮してくれると言うではないか。見ていると手に体重をかけてぐいぐい上から押すだけだ。確かに圧縮されましたよ。

帰国後の気候が丁度このふとんに良かったのですぐに使った。若干まゆの臭いが気になるが、軽くて適度の暖かさはいい感じ。でも、繊細すぎて爪のささくれとかあると、ひっかかってしまうのであった。それから数日後、突然冬のように寒くなり、いきなり羽毛ふとんに変えなければならなくなった。

あの夏はどこへ行ったー。また一年待って使うとしよう。

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