’02 12/26〜30 ス イ ス の 旅
< アローザへ、いざSKI >
今回のメイン・イベントはここアローザでスキーをする事。良くアローザをご存じの方にお勧め頂いていたし、晴天率も高いとの事で一日しかスキーができない今回にはうってつけだ。計画当初はスキーは靴だけ持っていくにしろ、ウェアーもいるし荷物が増えるので断念して、下見にだけ行ってランチでも食べながら日光浴だけしようかなと思っていた。しかし、スキー靴も長年使っていたので新調した。こうなれば、古い靴はスイスに捨ててくると帰りは身軽になるので、せっかく冬にスイスに行くのだし、やっぱり、やることになった。
バチがあたった。まだ使おうと思えば使える靴を捨てて帰ると言う根性を、お天道様が気に入らなかったとみえる。当日は風がものすごく強く、スキー場の上部は閉鎖になっていた。トップのヴァイスホルンまでロープウェイで登れば、クールの街、ベルニナ山群、イタリア、オーストリアの山々まで見渡せると言う大パノラマは目にすることができなかった。無念!!マッターホルンも初回は全く見れなかったと言う経験もある。もう一回出直して来いと言うことかもね。という訳で中間駅から下部のみのゲレンデでは、スイスらしい景色も味わえず、風も強くて長く滑る気分でもない。でも、やはりヨーロッパで味わうスキーは気分がいい(どっちなんや)。あの冷たく張りつめた空気を吸うだけでも、リフレッシュできる。そして、街を探索したり、カフェで一杯ひっかけたり、行き交う人達を眺めたりするのも、ヨーロッパスキーの楽しさなのだ。やっぱりアローザに行って良かった。
8時にクールを出て9時にアローザ到着。レンタルスキー板をチケットセンター横のスポーツショップで借り(一人41.8Sfr)、チケットを買うのに並ぶ。一日券は30Sfr、TAXが5Sfr。悪天候の割には並ぶ人が多い。中間駅から上はクローズだけど良いか?といちいち言いながら売っている。当然と言えば当然か。Inner−Arosaの方に滑っており、お昼にはあがる。巡回バスが混んでいたし、街の探索もしたかったので、駅の方まで板をかついでスキー靴で下る。次回来る時のためにお店をチェックしたりする。途中のインフォメーションでホテルガイドをもらう。カジノの前のスーパーで飲み物など買う。そうこうしている間に駅も近くなり、イタリアンレストランで昼食にした。ミネストローネ、サラダ、ピッツア・マルゲリータ、ビール、カンパリソーダ、赤ワイン2杯、エスプレッソ2杯で64.4Sfr。その後は、ホテルの場所がどこがよさそうか見て回る。スケートやカーリングを楽しむ人達もいた。悪天候のため、街を散策する人、お茶する人が多かった。3:35発の列車で4:50クール着。
今回一番なにが楽しかったか?お天道様に叱られた「スキー靴を捨てる瞬間とその後」である。2人分で4つの靴をそのへんに捨てる訳にはいかない。板をレンタルしたお店に処分してもらおうかとも考えたが、臭いといやがられるし、売り物にもならないだろうし、へたして処分代など取られたらたまらない。と言う事で、我々が選んだのはチケット・センター前の大きなゴミ箱。人気の少ない時を見計らって靴を両手に持ってそーっと近づく。ドキドキ。別にゴミを捨てるのにドキドキしなくても良いようなものだが、小心者には緊張の瞬間だ。思いきってふたを持ち上げる。と、そこには先客がいた。使い古したスノーブーツだった。安心した瞬間に笑いがこみ上げてきた。そして、うちのブツも4つ入れた。こうしてゴミ箱は満杯になってしまった。ごめんなさい。
ほっと一息ついてゴミ箱よこにあったベンチに腰掛ける。おお仕事のあとは喉が渇くのだ。カミさんが街のスーパーで買っていた「グリュウ・ティー」のペットボトルをもらう。お茶に近いものをと思って買ってきたようだが、色はお茶っぽくないし、炭酸入りと書いてある。不気味だ。いきなりボトルに口をつけてゴクゴク飲むのは危険すぎると本能が察知した。ひつまず、ボトルのキャップに少しだけ注いで、日本酒を小さなおちょこで飲むような手つきで、一口だけグビッと顔をのけぞらせてあおった。飲み終えて顔を戻すと、すぐ前を歩いていた外国人のファミリーの中の綺麗な奥様と目が合ってしまった。こっちは、「まずい味ー」と言う変な顔をしていたと思う。向こうはキャップで飲むと言う変な動作まで見たのだろう。吹き出しながら歩いていった。旦那さんの腕をグイグイして「ねぇー見た?あの東洋人が変なことしてたでしょ」と言わんばかりに・・・。私としては、うけたのがミョーに楽しかった。あとでカミさんと、今回一番楽しかった事を話あったら、カミさんも一部始終を見ていたので、これが一番楽しかったらしい。変な夫婦だ!!
<このサイトをごらんになった方より抗議のメールを頂戴した>
スイスでは各ゲマインデで空き瓶や空缶などを回収するコーナーを設け、また電気製品やコンピュータなどを購入する場合は、将来の廃棄処分に備えて予めその経費を購入代金と共に払込み、この料金は中央組織に基金として運用されている、システムをとっているのです。スイスが努力している環境保護、廃棄物適正処理に反する行為です。
というものでした。知らぬ事とは言え、日本人の旅行者として恥ずかしい行いをしてきたようです。充分に反省し、今後の旅先での振る舞いには気をつけたいと思いました。