'98/12/27~'99/1/7  クールマイユール(伊)SKI  目次

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これまでに、ヨーロッパのski場には、いずれも正月に、ヴェンゲン(スイス)1回、ツェルマット(スイス)3回、トロアヴァレーのメリベル(仏)1回を経験していた。

雑誌「Skier」の特集にクールマイユールが取り上げられていたのを目にした。そこには、スイスのSKI場のように日本人が大挙して訪れるところではなく、ひっそりとした山村の雰囲気があった。フランスのようにとびきりお洒落なブティックのある街ではないが、なにげなくいい物が置かれているお店、落ち着いた照明の老舗のカフェ、安くて美味しそうなゲレンデ内レストランの昼食、等々、興味をそそられる内容であった。「ちょっと、今までと違ってていいんじゃない」二人の意見は一致した。

スキー三昧、とことんスキーをしたい人には、ちょっと物足りないコースかもしれない。ツェルマットのマッターホルンのようなとびきりの風景はないが、モンテ・ビアンコ(モンブラン)はごく近くに見える。トロアヴァレーの様な広大なスロープはないが、ゆっくりとした時間を過ごすにはいい所だった。

なにしろ陽気なイタリアンの街なのだ。ケレンデ内のレストランでは、お気に入りの所ができて連日通ったら、色んなグラッパを昼からサービスしてくれた。ホテルのレストランも日本人は我々だけなので、顔を覚えてくれて、言わなくても「いつもの」ドレッシングを目の前でシャカシャカとブレンドして作ってくれたり、「メインは二人でひとつでいいね」とか、好みをすぐに覚えてもらった。また、みんなのあの顔を見に行きたいものだ。

シャモニーに来ているツアー客が、ときどきバスでクールマイユールに滑りに来ていた。我々は以前、ゴールデンウィークにシャモニーを訪れた時、エギュイユ・ドュ・ミディのロープウェイが工事中で登っていなかったので、バス(40分)で訪れた。お天気も良く、素晴らしい眺めだったが、少々息が苦しくなった。(このあとモンブラントンネルが火災事故で閉鎖となり、現在もこのルートでは行けないままだろう。)

せっかくここまで来たので、近くの歴史ある街アオスタもバス(SAVDAバスで1時間。往復670円位)で訪れた。城壁、石畳、凱旋門などローマ時代のなごりの数々が、いい味を出していて素敵な旧市街だった。昼食で食べたイカのフリットがとても美味しかった。

帰国前日にはジュネーブに宿泊した。旧市街の丘の上の方で、寒くないので外のテラスが出ていたカフェで、街ゆく人を眺めながらティータイムを楽しんだ。この時期はX'masからのイルミネーションがまだ残っていて、夜の散策はとても綺麗だ。

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