2002年  GW オーストラリアの旅

< フリーマントル /  レイトンビーチ >

パース、フリーマントル周辺のインド洋にはたくさんの美しいビーチがある。2年前に訪れたコステロー・ビーチには、お洒落なカフェやレストランも建ち並び、サーファーも多く結構な賑わいだった。ほかにもシティー・ビーチ、スワンボーン・ビーチ、スカボロー・ビーチなど遊泳にもいいビーチがあり、それぞれサンセットを眺めるのにもいいらしい。・・・が、今回はあえてひとけが少なく穴場と言われている「レイトン・ビーチ」へ電車で向かった。

フリーマントルの駅舎は、写真のように入口のまわりだけが映画のセットのように綺麗だが、わりとあっさりしたもので、駅前にも何もない。

空港にあった無料市内ガイドブックによると、中のトイレの仰々しさは「みもの」と書いてあったので入ってみたが、特に凄いと言うものでもなかった。ただ、中がバカ広かった。

駅前は各地への路線バスの乗り場になっている。

パース〜フリーマントル間を各駅停車で約30分で結ぶ「トランスパース鉄道」に乗ってみたかったので、ノースフリーマントルまで乗る事にした。

構内の自動発券機で買うのだが、地元(?)の人も使い方が良くわからなくて、誰かに教えてもらう人が多いようだった。我々も試行錯誤しながらようやくわかった。

短い区間の2駅(2-SECTIONS)までなら、片道限定で1.1$。他は、エリア別になっていて、駅名のうしろの数字を押すと買える。ゾーン間の距離によって料金が異なる仕組みだ。これが、よくわかりにくく、キップを買うのに時間がかかっている間に、電車が出発してしまうパターンが多い。まあ、一時間に何本かはあるので、のんびり行きましょう。

紙幣からコインへの両替機もあるが、故障かコイン切れで使用できず、駅前で停車中のバスの運転手さんに両替してもらった。

さて、電車に乗ると、自転車ごと乗ってくる人もいて、置くスペースもあり便利そう。車内の壁には「子供、学生は大人料金を払っている大人の為に、立たなければいけない!!」と書いてある。うーん、これは大事な教育だ。

と景色を楽しむ間もなく、フリーマントルを出てからスワン川を渡る橋を通過するとすぐに、一駅目の「ノースフリーマントル駅」に到着。無料ガイドブック等には、すいていて穴場と書いてあったが、駅前は工場ばかりで海も見えない。不安がよぎるが、もう降りてしまったのだ。とりあえず、切符を買うのに時間がかかると、すぐに乗れないので、帰りの分も買っておく。ただし、有効の時間制限(1.5〜2時間)があるので要注意。

地図の方向からするとパースに向かって左手に海岸があるはずだ。とりあえずそちらに向かうために、線路を横断する。

工場の間を歩くと、海が先の方に見えていた。ビーチサンダルでそちらに向かう人にも出会い、帰ってくる人もいる。安心。安心。

まっすぐ工場の間を進み、もう一つの線路を渡ると、交通量の多い幹線道路にあたる。横断歩道などないので、車がとぎれるのを待って、走って渡る。あったー、みえたー。これがレイトン・ビーチなのだ。

コカ・コーラの看板がある軽食スタンドが出ていた。その周囲にトイレなどもある。車で来る人達は、ここに駐車して海に向かっていた。

丁度お昼頃だったが、サーフィン、ボディ・ボードを楽しむ人達がほとんどだ。車にボードを積んできて、いきなり一人でサーフィンをはじめる人も多い。いいなー、街のこんな近くにポイントがあって。

インド洋には大型船がゆっくり進み、カップルが浜辺で語り合う。人も少なくて良かったし、サンセットも綺麗に見えそうなので、一旦帰って、また日没前に来ることにした。

5時過ぎにレイトン・ビーチに再度到着。

浜辺で綺麗にサンセットが見えそうな所に座り待機する。新聞や雑誌を読みながらウォーキングする人。颯爽とスピードにのって走る人。ワンちゃんと水辺で遊びながら散歩する人、会社帰りなのかそれ風のバッグを持って急ぐ人。赤ちゃんを抱っこした幸せそうな夫婦連れ、色んな人達が前を通過していく。波に乗るのに夢中な子供達もいる。

5月4日のサンセットは5:37分だった。水平線が弧をえがくのがわかる程のインド洋の大パノラマの中で、今日もまたいいサンセットを見ることができて幸せだった。どうしてサンセットってこんなに心が和むんでしょうかね。

そうしている間にも、さっき前を通過した人達で、戻ってくる人達が多い事に気が付いた。サンセットを眺めながら、往復していたのだった。こんな事がたぶん自宅の近くで、日常的にできる事をうらやましく思った。

セミ・リタイアしたら、そんなロケーションに住みたいよー。

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