月 へ の 階 段  < Staircase (Stairway) to the moon >

今回2002年4/28〜5/6のオーストラリア北西部・西部への旅は、BROOMEで「月への階段」を見ることが最大の目的であった。

「月への階段」は3月から10月の満月前後の3日間に干潮と重なると、潮がひいて海底が露出してうっすらと残る海面に、月が昇るにしたがって、月の明かりがバーコード状態に反射して伸びていき、あたかも月に階段がかかっているかのように見えてゆく現象である。

まず、地平線から真っ赤な月が出てくる瞬間は神々しく感動的であった。今回の宿泊ホテル(The Mangrove Hotel)のテラスからが一番良く見えるらしく、宿泊客以外にも、送迎バスでやってきたり、車でやってくる人達で賑わっていた。日本人宿泊客は我々以外に1カップルだけだったが、この時間には、ワーキングホリデーか、バックパッカーかの若者が結構来ていた。

ホテルのディナー席を予約すると、一定の枠ないの敷地にセッティングされたテーブルで食事をとりながら眺める事はできるが、席がテラスの珊からはなれしまい、前の人が立つと邪魔で見にくそうだった。席だけ確保していた人達は、椅子だけがきゅうくつに並べられ、そこに座って見ていた。一番楽にゆったりと見られるのは、そこからさらに奥のプールサイドの宿泊棟がある前のテラス。ここも椅子だけならんでいるが、早い者勝ちなので、少し早めに場所をキープしておけば、柵の一番前までいって座って眺める事ができる。

初日は様子がわからずディナーを予約し、食べながら見たが、一番前ではなかったので、柵のところまで行く事はできなかった。あせって三脚を立てようとしたら、三脚のネジが壊れて最悪!!翌日は、宿泊した部屋の前が奥のプールサイドなので、椅子を確保し、柵にカメラを固定し三脚かわりにして写せた。

今回は満月の翌日からの三日間だったが、三日目になると月がかなり欠けてくる。四日目には見えないかというと、そんな事はなくやはり同じように投影はされるが、やはり満月に近い状態でないと売り物にならない為か、セッティングされた席はなくなっていた。どうしても日程的にあわなくても、あきらめずに、見てみる価値はあると思う。今回は毎日雲一つないような快晴続きだったが、この時期はいつもほとんど快晴のようだ。

このホテルのテラス以外では、タウンビーチも綺麗に見える場所らしく、初日と、二日目には浜辺にナイトマーケットも出るようです。この近くのステアウェイ・カフェも名前のごとく良く見える場所との事。

世界中の他で、この現象が見られるのか知りませんが、もし、オーストラリアのパースあたりを中心とした旅行をされるなら、「月への階段」の日程とあうようなら、二泊程度してみては如何でしょうか。パースからの飛行機は毎日3便程度はあります。

月が出る前には、周囲の照明が消され、真っ暗闇になります。月が地平線から出てくる瞬間はなんとも言えない赤い月で、BGMのアボリジニ風の曲調とあいまって神々しい。ぞくぞくする一瞬でした。 月はゆっくりとゆっくりと地平線から登っていきます。その瞬間毎に月の明かりが少しづつ伸びていき、階段状になっていきます。 月が地平線からはなれていくと、色も白っぽく変化していき、海面にうつる明かりの色も同じように変化していきます。そして階段状だったものが、ひとすじの明かりにつながっていくと、このショーも終わり。照明がつけられます。ここまで20分位です。

STAIRCASE DATES   2002 (今年の「月への階段」の見える日程)

今回は1日目19:30〜、2日目20:24〜、3日目21:20〜でした。

March 29 , 30, 31 April 28, 29, 30 May 27, 28, 29 June 26, 27, 28
July 25, 26, 27 August 24, 25, 26 September 22, 23, 24 October 22, 23, 24

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